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2014年11月30日

ALTA療法/アルタ療法=内痔核硬化療法は切らずに治す痔の治療

ALTA療法/アルタ療法=内痔核硬化療法はメスを使わない、切らずに治す痔の治療法です

痔に直接、注射を打って血管に炎症を起こします。
痔に直接、注射を打って血管に炎症を起こします。

まったく痛くない治療法です。
まったく痛くない痔の治療法です。

肛門の内側に生じるいぼ痔(内痔核)であれば、硬化療法で簡単に治せます。内痔核硬化療法(ALTA療法/ アルタ療法)とは、痔に直接、注射(ジオン注)を打って血管に炎症を起こして痔をつぶすものです。痛みを感じることのない粘膜、粘膜下層に注射しますの で、治療中まったく痛みを伴いません。所要時間は5分から10分程度。もちろん日帰りでできる治療です。

内痔核は大きくなると肛門の外に脱出してきます(外痔核)。硬化療法ができるのは肛門の内側の内痔核のみにす。外痔核に関しては軟膏による治療や切 除で対処します。従来であれば、内痔核も外痔核も切除していたので、欠損部分がかなり大きくなり、痛み、違和感などの患者さんの負担も大きかったのです が、硬化療法は切らない痔の治療法ですので患者さんの負担はかなり少なくてすみます。

ALTA療法/アルタ療法は夢のような治療法なのですが、直腸潰瘍などの合併症の恐れもありますので、施術には専門の資格が必要とされています。当クリニックはこの日本大腸肛門病学会が推薦している認定施設です。現在のところ旧静岡市には痔核硬化療法のできる認定施設は、当クリニックともう1カ所しかありません(09年時点)。

posted by 担当者 at 10:17| 日記

2014年11月27日

統合失調症 千葉市の心療内科・精神科

統合失調症 千葉市の心療内科・精神科

症状や特徴


 統合失調症は、多くの場合思春期や青年期に始まり、幻覚・妄想といったいわゆる陽性症状、感情の鈍麻・自閉傾向といったいわゆる陰性症状を呈します。発症率は0.8%とも言われています。

 症状としては、急性期には会話が成り立たず、被害妄想、幻聴といった思考や知覚の異常、興奮や焦燥といった情動の異常、そして外部から自分が何かをさせ られてしまうといった状態が見られます。一方、慢性期には感情が鈍麻になったり意欲が低下したりといった陰性症状が主体となることが多いと言えます。

 ただ、上記の症状は統合失調症以外の様々な疾患でも起こり得ます。例えば、身体的疾患に起因する場合、薬剤に起因する場合、急性一過性の場合、認知症による場合等があり、注意が必要です。

当院での治療方針

 当院は外来のみのクリニックであり、外来での治療であれ往診・訪問による治療であれ、一定程度以上に症状が重くない、すなわち自傷他害の恐れがな く、本人自身や周囲のサポートにより生活することができることが必要となります。ご相談をいただき、診察させていただいた上で、必要に応じて入院病床をも つ専門の医療機関をご紹介することもあります。

 そのことを前提とした上で、当院では、統合失調症であったとしても、可能な限り自宅や地域で生活していただくことが基本であると考えています。住み慣れた自宅や地域で生活していただくことこそが、統合失調症という病気の治療によい効果を発揮すると思います。

 患者様が急性期に病態にあるときは、興奮や幻聴、妄想などの陽性症状を改善して生活機能が安定することを目的として、必要な抗精神病薬を処方することとしています。

 急性期には、お薬を使うことが症状の悪化を防ぎ、早期の回復につながることになります。数多くの抗精神病がありますが、非定型抗精神病薬を基本として、 患者様の身体的状況(血液検査等を行います)を勘案しながら、効果が出やすい一方副作用が少ないお薬を処方します。また維持期(安定期)には、服薬中断や 社会上のストレス増大により症状が悪化しないよう、必要最小限のお薬をご相談しながら処方することとしています。
posted by 担当者 at 12:58| 日記

2014年11月24日

双極性障害 躁うつ病 椿森クリニック

双極性障害(躁うつ病)
症状や特徴


  かつては躁うつ病と呼ばれることが多かったようですが、最近は双極性障害と呼びます。経過の中で、躁病相とうつ病相の両方の症状を呈します。うつ病相での症状は、基本的にうつ病と同じ症状です。

  躁病相の症状は、睡眠時間が減って夜中の行動が多くなる、次々とアイデアが浮かぶ、爽快感や幸せな気持ちになる、カード等で高額な買い物をしてしまう、自尊心が大きくなったり誇大妄想等が見られ、感情の高揚を中心として、思考・意欲・行動の各面において抑制が効かない状態を呈します。

  双極性障害には、典型的な躁病エピソードとうつ症状を呈する双極T型障害と、軽躁状態とうつ状態を呈する双極U型障害に分けられます。

当院での治療方針

 躁状態の場合には、患者様は気分が高揚して病識がなくなり、薬をしっかりと服用されないことが多くなります。したがって、日常の診療の中で、患者様と主治医の信頼関係をしっかりと構築しておくことが重要であり、精神状態が悪化したときには、この信頼関係が出来ているか否かが重要な鍵となります。

  薬物療法としては、躁病相の場合は炭酸リチウム(リーマス)とオランザピン(ジプレキサ)、アリピプラゾール(エビリファイ)等の抗精神病薬を中心に処方することになります。

  うつ病相の場合は炭酸リチウム(リーマス)とラモトリギン(ラミクタール)、バルブロ酸ナトリウム(デパケン)、ラモトリギン(ラミクタール)等の気分安定薬について、併用に注意しながら処方することになります。ただ、これらの薬剤(特に炭酸リチウム)は血中の薬物濃度を定期的に測定しながら処方することになります。

  ラモトリギン(ラミクタール)は、うつ病相での抗うつ効果や再発防止効果がありますが、皮膚や粘膜の病変が出現することもあるので、少量から慎重に用いることになります。興奮等が強いときには、オランザピン(ジプレキサ)等の抗精神病薬を用いることもあります。

  うつ病に比べて双極性障害のうつ病相の方が薬の効き目が弱いことが多いようです。また躁病相に転換する危険性もあることから、使用中は十分に注意して、躁転の兆しがあれば、すぐに抗うつ薬を減量・中止します。

  双極性障害は、再発しやすいという特徴があります。再発を繰り返すほど、症状は激しくなることから、双極性障害の治療では、病気のコントロールが最重要課題となります。
posted by 担当者 at 11:40| 日記

2014年11月22日

椿森クリニックの特徴 千葉市の心療内科・精神科・メンタルクリニック 精神科デイケア

当クリニックの特徴 千葉市の心療内科・精神科

メンタルと内科が担当です。症状、年齢、性別を問わずご来院ください。

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 当クリニックの診療科は、心療内科、精神科、内科と幅広い内容です。
当クリニックには、軽い不眠や不安の方、気持ちがすっきりしない方、長い間メンタル治療を続けておられた方がお見えになります。
 また風邪等の症状の方も受診されます。幅広い方を対象にしているのが、当クリニックの特徴です。もちろん、当クリニックで対応できないような場合には、最も適切な医療機関等をご紹介させていただきます。





白衣やユニフォームではなく、普段着で対応させていただきます。

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 当クリニックの職員は白衣やユニフォームを着ておりません。
その理由としては、お越しいただいた患者様に少しでもリラックスしていただけるように、そして悩んでおられることや辛い症状を気軽に話していただけるようにすることが目的です。
 これは、医師も同じであり、診察の際も医師は普段着で対応させていただきます。

診察待ちや診察の間、リラックスして時間を過ごしていただきます。

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 当クリニックの受付や待合室、診察室等には、お越しいただいた患者様が少しでもリラックスしていただけるよう、花や樹を配置しています。特に待合室は緑の色調を多用し、鳥のさえずりや小川のせせらぎ、オルゴールの音色や静かなクラッシック音楽を流しています。
 このようにすればもっとリラックスできる等のリクエストをお待ちしています。

働いている方々の強い味方です。

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 私は、ソニー株式会社をはじめ、複数の企業での産業医経験があり、また現在も産業医活動を続けています。
働いている方々の中で、職場環境や人間関係、仕事の難しさや責任感等の理由から心身面の体調を崩され、仕事に行きづらい、行けない等の方々を多数フォローした経験があります。
 患者様のご希望に応じ、必要があれば人事担当者や会社産業医等とも連携をとりますので、遠慮なくお話しいただければ幸いです。

福祉サービスやサポートが必要な方は、適切なサービスを紹介します。

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 当クリニックは医療法人社団椿森会の一翼を担っていますが、同法人は介護保険サービスをはじめ、医療以外のサービスも担っています。
 ケアマネージャーが在籍して、相談センターも運営しています。患者様の中には、医療面のみならず、福祉サービスやサポートが必要な方もおられると思います。そのような方々には、患者様のご希望を踏まえ、必要とされるサービスにつないでまいります。

 併設の居宅介護支援事業所では、医療・福祉・介護等の専門知識を持つケアマネージャーが「住み慣れた地域・自宅で自分らしい暮らし」が送れるよう、各種の相談支援を行っております。ご相談は無料です。
(連絡先:043-256-8521椿森会居宅介護支援事業所までご連絡ください。)

 また、併設のデイサービスセンター光では、介護保険制度を利用した通所介護事業を行っております。
「日常生活の中で出来なかったことできるように」なるために、リハビリ中止のデイサービスを行っています。私たちスタッフ一同、ご利用者様が「来てよかっ たな。また行きたいな」と、ご家族様には「通っていて元気になったな。」と思って頂けるよう明るく楽しい時間を共に過ごしたいと思っています。
(連絡先:043-256-8521椿森会デイサービスセンター光(ひかり)までご連絡ください。)

往診や訪問にも対応させていただきます。

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 患者様には、当クリニックにご来院いただくことと合わせ、体調や身体の具合でクリニックまでお越しいただくことが難しい場合には、時間の許す限り、ご家庭やご利用されている施設等に、医師や精神保健福祉士等が往診・訪問させていただきます。
 往診させていただく場所は、千葉市中央区、稲毛区、美浜区等が中心となりますが、その他の地域(千葉市以外でも)にも、クリニックでの時間が許す限り対応させていただきます。ご希望の場合は、遠慮なくご相談ください。



posted by 担当者 at 13:41| 日記

2014年11月12日

もらい乳、全国の新生児集中治療室(NICU)の25%が実施

 母親の母乳の出の悪さや病気などで母乳をもらえない早産児らに、病気の予防のため、別の女性の母乳を与えるもらい乳を、全国の新生児集中治療室(NICU)の25%が実施していることが、厚生労働省研究班による初の実態調査で分かった。

 殺菌していないもらい乳を通じ、早産児が感染症にかかったとみられる例もあり、研究班は今年度中に殺菌の手順などをまとめた運用基準を策定する。

 松山市で10日から始まる日本未熟児新生児学会で発表される。

 小さく生まれた早産児の場合、母乳は人工乳と比べて、命にも関わる腸炎の発症を減らしたり、消化吸収機能の発達を促したりする効果が高いため、なるべく早くから母乳を与えるのが望ましい。


 調査は今年7月、NICUがある全国179施設に実施した。回答した126施設中、32施設(25%)がもらい乳を使っていた。

  もらい乳は、冷凍保存したものが早産児に提供されるが、低温殺菌していないため、早産児にウイルスや細菌が感染する危険性がある。今回の調査では、もらい 乳が原因と考えられる感染症の有無を尋ねたところ、早産児が感染すると重症化するサイトメガロウイルスと、薬が効きにくいタイプの大腸菌の2件が報告され た。

posted by 担当者 at 23:53| 日記