山梨県身延町飯富の飯富病院は26日、今月15日以降、病院内で入院患者ら計23人がインフルエンザに集団感染したと発表した。
このうち、重い肝不全だった男性患者(76)が16日に死亡し、22日に退院した女性患者(80)は23日に発症して再入院したが、意識不明となったた め、市立甲府病院に転院して治療を受けている。飯富病院では男性患者の死亡について、「インフルエンザが直接の死亡原因ではない」としている。
発表によると、今月15日、入院中の男性患者2人がインフルエンザの陽性反応が出た。その後も症状の訴えが続き、24日までに入院患者18人、看護師など職員5人がインフルエンザと診断された。