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2015年04月24日

24年前に泌尿器科で、体内にシリコン製のチューブを置き忘れ/長崎大学病院

長崎大学病院(長崎市)は23日、24年前に泌尿器科で長崎県内の女性(当時30歳代)を手術した際、体内にシリコン製のチューブ1本(長さ約10センチ、直径1センチ)を置き忘れていたと発表した。

 女性の体調にチューブが原因とみられる異常は確認されていないという。病院側は女性に謝罪した。

  発表によると、女性が昨年12月、同病院でコンピューター断層撮影法(CT)検査を受けた際、膀胱(ぼうこう)近くにチューブのような陰影が確認された。 同病院で調べたところ、1991年に泌尿器科の手術を受けていたことが判明。手術の際に体液などを排出するためのチューブを2本使っていたが、1本につい て取り出した記録が残っていなかった。

 女性は2010年10月にも、同病院のCT検査でチューブのような陰影が確認され、放射線科の医師が電子カルテに所見を記入していたが、泌尿器科の医師がカルテの記載を見落とした。

 病院側は今年1月、女性に経緯を説明して謝罪。チューブの除去については、全身麻酔が必要で危険を伴うため、様子をみて対応を考えるという。

posted by 担当者 at 16:00| 日記

2015年04月13日

戸塚クリニック アメリカ内科学会 内科専門医

戸塚クリニック
村松賢一 院長

日本内科学会 総合内科専門医
アメリカ内科学会 内科専門医( Diplomate of American Board of Internal Medicine)
日本循環器学会 循環器専門医
日本心血管インターベンション治療学会 認定専門医


横浜市戸塚区のみなさま、こんにちは
戸塚クリニック院長の村松賢一です。
当院は、戸塚区のみなさまのためのかかりつけ医です。ささいな体調不良でも、小さな傷でも、頭痛でも鼻水でも、健康上の問題に気づかれましたら、お気軽にお越しください。
腰痛など、何科にかかればよいのかわからない症状でも大丈夫です。よく診察した上で、可能な限り当院で治療するようにしています。


糖尿病専門外来・生活習慣病の治療に力を入れています
この地域は比較的古い住宅地で、上矢部にかけて坂道が多いので、足腰の元気な高齢者のみなさんが多いです。
新しいマンションには、若いご夫婦やご家族がお住まいで、御主人は横浜から東京に勤めておられます。
都内の大企業や、戸塚区近隣の工場などにお勤めのみなさまですが、糖尿病や高血圧の方はたくさんお越しになっています。当院ではそうした糖尿病をはじめとする生活習慣病の治療に力を入れています。


English Consultation

posted by 担当者 at 21:24| 日記

2015年04月06日

子ども用補助人工心臓

 国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)は2日、国内未承認の子ども用補助人工心臓を、重い心臓病を患う九州在住の10か月の女児に装着する手術を1日に行ったと発表した。

 心臓移植の待機登録者にしか装着を認めないなどの基準を今月から緩和したことを受けた手術で、経過も良好という。

 人工心臓は独ベルリンハート社製で、子どもが心臓移植を待つ間、心機能を助ける。欧米では1500例以上使われているが、国内では臨床試験(治験)が行われている段階だ。

 記者会見した市川肇・小児心臓外科部長によると、女児は3月25日に転院。心臓の左室の筋肉が正常に作られない障害で「危険な状態だった」という。回復を待って心臓移植の準備に入る。

 これまで、この人工心臓の装着には、日本臓器移植ネットワークへの患者待機登録が必要だった。

posted by 担当者 at 11:28| 日記

2015年04月05日

ナス法の改善に、導入当初から取り組む

ナス法はそれまでの漏斗胸手術と比べれば、簡単ナス法の特色はメタルバー(金属棒)を使って胸骨を持ち上げて陥没を治すことにありますが、それまでの漏斗胸手術はどうしていたかといいますと、陥没している部分の肋軟骨を切り取って短縮したり(ラビッチ法)、胸骨を全部取り外して反転させて取り付けたり(胸骨翻転術)、補助としてナス法よりも弱めのバーを 胸部に入れて持ち上げるといった、かなり大掛かりなものでした。
 笠置院長も東京女子医大時代に、和田主任教授(日本で初めて心臓移植手術を行った医師)のもとで胸骨飜転術による漏斗胸手術をたくさん行い、漏斗胸治療の新しい術式(胸肋挙上術)も開発していました。

 ナス法は、こうしたそれまでの漏斗胸治療と比べれば、簡単な漏斗胸手術なのですが、当初はバーの位置異常が6%にもなり、再手術が多いという問題がありました。
 日本では、ナス法が保険適用される前に最初の研究会が行われていて、当院の笠置真知子副院長が参加していたのですが、合併症も多く、果たして取り入れられるかどうか疑問でした。
一方、笠置院長は従来法ですでに松山でも100例以上の漏斗胸治療を行っていて、学会発表するととても評判がよかったので、漏斗胸治療の方法をいろいろ模索していました。

笠置院長は自分で漏斗胸手術の論文を分析  当時、漏斗胸治療を熱心に行っていたのは、東京女子医大病院(胸部外科)、札幌医大病院、名古屋市立大学病院.金沢大学病院.天理よろず病院などでした。 新たにナス法に取り組もうとしていた東京警察病院、国立岩国病院(後の川崎医大病院)、長浜赤十字病院、長野こども病院、東京女子医大病院(形成外科)、 札幌医大病院と同時に、当院もナス法よる漏斗胸手術に取り組むことになりました。

posted by 担当者 at 11:59| 日記