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2015年08月01日

JAFあり遠方より来る、また嬉しからずや[北海道2015]

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車のトランクにキーを閉じ込めてしまいました。車が動かないと死んでしまいます。
ディーラーに聞くと、後ろのトランクのカギはとても開けにくいとのこと。またスペアキーを作るにはメーカーに注文して1週間かかるとのことです。しかも車検証がいるので、結局JAFに来てもらってピッキングでドアを開けてもらう必要があります。

JAFに電話したら札幌から2時間でニセコに来るとのこと。2時間たったらJAFから電話で、「いま中山峠なのであと1時間くらいかかる」とのこと。結局3時間かけて「いままで開けれなかったことがない」というJAFのお兄さんがやってきました。

そこから3時間半、お兄さんは苦闘したのですが、トランクはひらきません。ドアは簡単に開くのですが、ドアの鍵を開けた瞬間セキュリティーがかかって、運転席からトランクを開けることができなくなる仕組みになっているんです。
しかも、下手をしたらドアを開けた瞬間にパワーウィンドウが下がって、上がらなくなる可能性もあるとか。危ない仕掛けだらけです。

私はもうあきらめて翌日ディーラーに行ってスペアキーを作ってもらう手続きをするための札幌行きの手配をしていました。
そしたら札幌から鍵の専門業者と、もう1台別に鍵開けが得意なJAFのスタッフが夕方にもかかわらず別々にこちらに向かってくれているとのことです。私は、「札幌からひとりここまで来てくれただけで感謝してますから、もうこれ以上はいいですよ」と断ったのですが、お兄さんは「こんなときしかJAFを使わないんですからご遠慮なく」と言います。

そうこうするうちに電話を受けていたお兄さんが、JAFの指令からの情報として、セキュリティーを解除するためのある裏技があると教えてくれました(ここでは書けません)。
「そんなことでセキュリティーが解除されるのか?」というヘンなわざでしたが、「早速やってみよう」ということでやってみるとあら不思議、運転席のレバーを引くとトランクがオープン!

わたしがレバーを引いて、トランクが開いた瞬間、二人で「開いた、開いた!」と叫びながら、車の後ろに回ってトランクに取り付きましたよ。
お兄さんが、トランク内のカギを発見して渡してくれました。感謝感激雨あられ。普通だったら諦めているところなのに、3時間以上もねばってくれたお兄さんと、JAFの指令の経験値のおかげです。

それからです、私がJAFのことを「JAF様」と呼ぶようになったのは。
posted by 担当者 at 21:46| 日記